アウトライン・ミリタリーType1940(60秒表示)|Military Type1940(60) hand-winding

Ref.YK20231-60
在庫状態 : 在庫有り
¥47,300(税込)
数量

型番: Ref.YK20231-60(60秒表示)
素材:(ケース)316Lステンレススチール、(ベルト・日本製)牛革
サイズ:ケース径38mm、ケース厚11.10mm
防水性:5気圧防水(日常生活防水)
駆動方式:手巻き(Cal.TY2705 /17石/毎時2万1600振動(日差±50秒)/最大巻き上げ時35時間パワーリザーブ)
機能:スモールセコンド
希望小売価格:47,300円(組み立て:日本)
限定本数:200本
保証期間:1年間

SPECIFICATIONS

Ref.YK20231-60(60)|mechanical movement(CALIBER TY2705)/316L stainless steel case/[Case diameter]38mm/[Thickness]11.10mm/[Power reserve]35 hours, hand-winding/[Jewels]17/[Frequency]21,600bph/[Water resistance]5ATM/Limited to 200/¥47,300

 

ドイツ空軍の爆撃機ナビゲーター用に開発された通称“Bウオッチ”を再現

第2次世界大戦中に、ドイツ空軍の爆撃機のナビゲーター用に開発されて実際に使われていた通称“Bウオッチ(Bウーレンとも)”をデザインモチーフにしたタイプです。本来であれば1から12までのアラビア数字が大きく表示されていますが、これの場合は05〜55までの秒表示が大きくデザインされている点が大きな特徴です。そしてこれにはちゃんとした理由がありました。
当時、爆撃機が空爆を遂行する際に、事前に偵察機によって目標地点を正確に把握する必要がありました。しかし、偵察自体は夜間が多いため暗闇のなかでも秒単位で正確な経過時間と進路を記録しなければならなかったのです。つまり秒単位での計測を優先して見やすいように秒表示を大きくしたというわけです。時計のケースサイズも50mm径以上とかなり大振りなものでした。
そのため本来は、センターセコンド(秒針が時分針と同軸にあるタイプのこと)仕様です。ただ今回アウトラインでは、同コレクションにラインナップするイギリス軍タイプと同様にシーガル社の手巻きムーヴメントを使用しているため、センターセコンドではなくスモールセコンド仕様にアレンジしてデザインにアクセントを加えています。ただ、文字盤は黒ではなく、スモーキーグリーンのグラデーションをサンレイ仕上げで表現、モダンな雰囲気をプラスしている点も特徴です。

“ミリタリーType1940”の七つのこだわり!

1)ドーム型プラスチック風防で古典的な雰囲気を強調

1940年代の雰囲気を再現するために、風防ガラスには当時と同じようにアクリルガラスを採用。しかも、少しふっくらと盛り上がった形のドーム型とすることでグッと古典的な雰囲気を強調しています。

2)軍用らしさを強めるステップベゼル

ベゼルは軍用時計らしく、少し無骨さを出すために階段状に段差をつけたステップベゼルとしました。また、多少メリハリが付くようにと上段のみ鏡面仕上げを施すなど2種類の仕上げを採用しています。

3)2段階処理で数字を立体的にハッキリと

前作同様にアラビア数字のインデックスは立体感が出るように白いペイントでプリントした後、その上に色を加えて文字が焼けたようにエイジング処理を施したスーパールミノバ夜光を塗布しています。そうすることで数字をハッキリさせて視認性を高めました。なお、アラビア数字の夜光は色を混ぜてエイジング処理を施しているため、強い光を当てないと光りません。あらかじめご了承ください。

4)段差を設けて立体的に仕上げる

イギリス軍タイプは、1940年代のダーティダースと同様に大きめのスモールセコンドを再現。さらに細かな同心円状の装飾を施し、文字盤の面よりも若干下げて単調にならないよう配慮しました。

5)グリーンのグラデーションで少しモダンに

イギリス軍タイプは、1940年代のダーティダースと同様に大きめのスモールセコンドを再現。さらに細かな同心円状の装飾を施し、文字盤の面よりも若干下げて単調にならないよう配慮しました。

6)軍用識別標識の刻印のような雰囲気の裏ブタ

ネジ込み式の裏ブタには防水表示や素材などのスペックの一部を刻印し、1940年代当時の軍用時計に見られた軍用識別標識の刻印のような雰囲気に仕上げました。1〜200までのシリアル番号も刻印されます。

7)スーパールミノバで夜間の視認性を確保

前述したようにアラビア数字のスーパールミノバ蓄光には古っぽく感じるよう色を加えているため光は弱くなっています(写真は撮影用に強い光を与えているため光っていますが、一般的な光ではここまで光りません)。時分針と文字盤外周のミニッツカウンターについてはある程度の長い時間、明るいところで着用するか、強い光を20分以上当てると暗所でも光ります。

8)ファッションとの相性抜群のデザインとサイズ感

実際に着けるとこんな感じです。軍用時計スタイルの時計は、基本的に目立ちすぎずクラシカルで落ち着いた雰囲気のためファッションとの相性はとてもよく、カジュアルなスタイルだけでなくビジネスシーンでもジャケットスタイルならバッチリ決まります。サイズも38mm径に厚さも約11mmと細身の日本人の手首にもすんなり納まるなど着けやすさもポイントです。

 

アウトライン公式WEBサイトで詳しくチェック!
https://outlinewatches.tokyo/collection/type1940-2

 

【OUTLINE(アウトライン)について】
時計ブランド“アウトライン(OUTLINE)”は、「POWER Watch」「LowBEAT」そして「TIME Gear」と数々の時計専門誌を手がけている菊地吉正が、数多くの時計に長年接してきた経験を生かし、ファッショナブルで長年愛用できる時計にこだわって作りたいと、自らが立ち上げたブランドです。
アンティークウオッチそのものズバリではないですが、機械式腕時計の黄金期だった、1940〜60年代の雰囲気を大切にし、その時代のテイストを日常使いで楽しんでもらえるものを提供したいという思いから、「概略・あらすじ」といった意味合いの “アウトライン(OUTLINE)”というブランド名を付けました。大人の男性でも安っぽくなく安心して着けられて、しかもファッション的にもいい感じで決まる。そんな時計を小ロットでこぢんまりと展開しています。

 

Reproduction of the ”Type-B” used by the Germany Air Force.

The design motif is based on the “Type-B” (also known as B Uhren), which was developed and actually used by the German Luftwaffe as a navigator for bombers during World War II. A typical watch would display large Arabic numerals from 1 to 12, however, this watch is designed with a large seconds display from 05 to 55. Because there is a reason.
At that time, it was necessary for bombers to know the exact location of their targets by means of reconnaissance aircraft in advance of carrying out air strikes. But reconnaissance itself was often done at night, so even in the dark, accurate elapsed time and paths had to be recorded down to the second. That is to say, the seconds display has been enlarged for easy viewing, giving priority to seconds-based measurements. The case size was also quite large, exceeding 50 mm in diameter.
Therefore, the watch is originally designed with a center seconds hand (the second hand is coaxial with the hour and minute hands). However, in Outline, since it uses the same Seagull manual-winding movement as the British military type, it is arranged in the same small seconds specification as the previous model to add accents to the design.However, the dial is not black, as in the previous model, but a smoky green gradation with a sunray finish, adding a modern touch.

About OUTLINE
The watch brand “OUTLINE” has been created by Yoshimasa Kikuchi, who has worked on numerous watch magazines such as “POWER Watch”, “LowBEAT”, and “TIME Gear”. The brand was launched by Kikuchi himself to create fashionable watches that can be used for many years.
Although not an antique watch itself, the brand was created with the intention of cherishing the atmosphere of the 1940’s to 1960’s, the golden age of mechanical watches, and to provide something that people can enjoy the taste of that era in their daily use. The brand name “OUTLINE” means “outline or synopsis. We are developing such watches in small lots in a small way.