型番:Ref.YK20252-3GYDT(グレー・ドット)
素材:316Lステンレススチール(ケース)、304ステンレススチール(ブレス)
サイズ:ケース径40mm、ケース厚12.75mm(サファイアクリスタルのドーム形風防を含むと15.75mm)
防水性:10気圧防水(日常生活防水)
駆動方式:自動巻き(セイコーエプソン製 Cal.YN55A/22石/毎時2万1600振動(日差-25秒+35秒)/最大巻き上げ時約40時間パワーリザーブ)
希望小売価格:70,400円(組み立て:日本)
保証期間:1年間
<SPECIFICATIONS>
Ref.YK20252-3GYDT(GRAY・DOT)|Japan-made mechanical automatic movement(CALIBER SEIKO EPSON YN55A)/316L stainless steel case,304 stainless steel rivetbracelet/[Case diameter]44mm/[Thickness]12.75mm/[Power reserve]40 hours, self-winding/[Jewels]22/[Frequency]21,600bph/[Water resistance]10ATM/Made in Japan
人気ダイバーズに待望の第3弾、グレーフェードとブラックの2種類の新色ベゼルが登場!
前作ネイビーダイバーに続く第3弾としてリリースした2種類のダイバーズモデルのひとつグレイダイバーは1960年代の往年のダイバーズウオッチをモチーフにしつつも、名前のとおりベゼルは経年変化によってグレーカラーに退色したかのような雰囲気を再現しています。
グレーベゼルは、前作ネイビーダイバーのネイビーベゼルと同様に旧型サブマリーナーのレアポイントとして挙げられる褪色ベゼルのひとつで、愛好家の間では本来のブラックベゼルが「フェード(fade)」(色が薄くなる、あせる)した色合いという意味合いから「グレーフェードベゼル」と呼ばれて珍重されています。
なお、文字盤の仕上げも変えています。ブラックダイバーは秒針が映り込むほどのグロス感で、かつてのミラーダイアル風に仕上げているのに対して、このグレーダイバーは艶のないマットな質感(写真上側)でシックに仕上げている点が魅力となっています。
ムーヴメントにはセイコーエプソン製の機械式自動巻きムーヴメント、Cal.YN55Aを搭載。また時計のバリエーションは各ベゼルともにインデックス違いで2種類を用意しました。ドットとバーを組み合わせた往年のスタンダードタイプと、一部に3・6・9を使用した軍用のサブマリーナータイプです。
もちろん1950年代のものを復刻したアウトラインオリジナルのリベットブレスがセットされており、レトロ感がぐっと際立った魅力的な作りとなっております。
【YouTube】
▼アウトライン“グレー&ブラックダイバー”八つのこだわり!
1)サファイアクリスタルの美しいドーム風防
防水性を確保するためにサファイアクリスタル風防を採用。そしてご覧のようにドーム型を再現しました。ただ、単純に出っ張らせてしまうとインデックスが歪んで見えてしまうため、美しい曲線になるようにしています。かなりいい感じに仕上がりました。
2)コメックスのビッグナンバーを再現
裏ブタに刻印される製造ナンバーといえば小さく刻印されるのが一般的ですが、今回は愛好家の間で言われるところの“ビッグナンバー”。つまりロレックスのコメックスモデルに倣って、あえて大きく刻印しています。
3)リベットブレスとバネ棒外し用の穴など当時の雰囲気が満載
どうですかこの素晴らしいプロポーション。サファイアクリスタルのドーム風防の曲線とミドルケースの曲線がマッチしています。ミドルケースの側面は鏡面仕上げを施し、ラグ部分には当時と同様にバネ棒外しに便利な小さな穴を設けており、ブレスの着脱時もとても楽です。加えてオリジナルのリベットブレスがヴィテージ感をいっそう強めてくれます。
4)絶妙な色合いのグレーベゼルと王道ブラックベゼル
かつてのサブマリーナーは個体によってネイビーやグレーなどの色に経年変化する場合があります。このような個体は褪色ベゼル(Faded bezel)と呼ばれて、その希少性からロレックス愛好家から珍重されています。そこで今回は前作のネイビーに続いてグレーを再現してみました。もう一方のブラックベゼルは、艶のないしっとりとしたブラックに仕上げているためより落ち着いた雰囲気が楽しめます。
5)厚めに盛った当時のインデックスを再現。文字盤の仕上げも2種類あり
記事の冒頭でも触れましたが、文字盤はグレーベゼルとブラックベゼルでは表面の仕上げが違います。グレーベゼル(写真上)は艶のないマット仕上げ、対してブラックベゼル(写真下)は文字盤に針が写り込む60年代初期まで採用されていた通称ミラーダイアルと呼ばれる艶のある仕上げを施しました。また、インデックスについては飴色に焼けた色合いを再現しつつ、当時のように夜光が厚く盛られた感じを再現しています。そのため暗闇でもほとんど光りませんので予めご了承ください。
6)携帯用としても使える時計収納ケースはファスナーの色も2種類あり
時計を収納するボックスはアウトライン恒例となった携帯して持ち歩くときにも便利なメガネケースタイプの時計収納ケースです。今回はそのファスナー部分を写真は赤ですがグレーダイバーはグレーにブラックダイバーはブラックとベゼルに合わせて変えている点もポイントです。(※写真はサンプルのため赤ですが製品版ではグレーとブラックに変わります)
7)モノトーンのシックなデザインはシーンを選ばず着けられます
ダイバーズモデルはベゼルがグレーでもブラックであっても、シックで落ち着いた雰囲気のため、カジュアルだけでなくたとえビジネスであってもカチっとしたスーツスタイルではなければ、悪目立ちすることはありません。幅広いシーンで楽しめます。
8)信頼性の高い、メイド・イン・ニッポン
雰囲気が良くても時間を知る道具としての信頼性がなければ意味がありません。クォーツ式と違いデリケートな機械式の場合はなおさらです。そこで、針の取り付けからムーヴメントの組み込み、そして防水性、チリやホコリの混入などのすべての品質管理は、流れ作業ではなく、プロの時計師が一本一本丁寧に組み上げて完成させています。これもアウトラインの製品作りに対する大切なこだわりのひとつです。
【OUTLINE(アウトライン)について】
時計ブランド“アウトライン(OUTLINE)”は、「POWER Watch」「LowBEAT」そして「TIME Gear」と数々の時計専門誌を手がけている菊地吉正が、数多くの時計に長年接してきた経験を生かし、ファッショナブルで長年愛用できる時計にこだわって作りたいと、自らが立ち上げたブランドです。
アンティークウオッチそのものズバリではないですが、機械式腕時計の黄金期だった、1940〜60年代の雰囲気を大切にし、その時代のテイストを日常使いで楽しんでもらえるものを提供したいという思いから、「概略・あらすじ」といった意味合いの “アウトライン(OUTLINE)”というブランド名を付けました。大人の男性でも安っぽくなく安心して着けられて、しかもファッション的にもいい感じで決まる。そんな時計を小ロットでこぢんまりと展開しています。
【About OUTLINE】
The watch brand “OUTLINE” has been created by Yoshimasa Kikuchi, who has worked on numerous watch magazines such as “POWER Watch”, “LowBEAT”, and “TIME Gear”. The brand was launched by Kikuchi himself to create fashionable watches that can be used for many years.
Although not an antique watch itself, the brand was created with the intention of cherishing the atmosphere of the 1940’s to 1960’s, the golden age of mechanical watches, and to provide something that people can enjoy the taste of that era in their daily use. The brand name “OUTLINE” means “outline or synopsis. We are developing such watches in small lots in a small way.